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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第40章 【微エロ】クソ松の暴走 カラ松side



「ねぇ」

「?!なっ、なんだ?!」

 あまり一松から話しかけられることのない俺。
 俺から一松に何かアクションをすることはあっても、逆はほとんどないのでつい驚いてしまった。

「いちいち大袈裟に驚くんじゃねぇよクソ松・・・。・・・アイツ、元気だった?ミケ子も・・・」

「ナス子、か?あ、ああ、すこぶる元気だったぞ。リトルキャットも負けないぐらい元気で、可愛かった」

「あっそう・・・」

「・・・・・一松は、ナス子に会いに行かないのか?」

「・・・なんで?お前に関係なくない?」

「そ、それはそうなんだが・・・その、会いたいんじゃないかと思ってな」

「・・・・・・・・・・」

 一松の沈黙は、肯定と捉えていいだろう。
 それはそうだろう。好きな相手にはいつだって会いたい。
 そういうものだと思う。

 俺はかけたままだったパーフェクトサングラスを外し、ソファで友達の猫を撫でている一松をじっと見る。

 一松は・・・ナス子のことが好きなんだよな・・・
 姉としてではなく、女として・・・

 先程の、ナス子の柔らかい唇と、赤く上気した表情を思い出す。
 もし・・・一松とナス子が、俗に言う恋人同士というものになったら、ああいうことや・・・もっとスゴイことを・・・ハッキリ言ってしまえばセック×を・・・っ
 二人がするということか・・・!

 だが、それを想像しようとすると、またもわけのわからない不快感が身体を駆け巡り、思わず心臓を抑える。

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