第40章 【微エロ】クソ松の暴走 カラ松side
「カラ松!ちょっ・・・そんなことまで許してないっ!」
「いいじゃないか・・・愛し合ってる二人だ、照れることはない・・・可愛いぞ・・・」
「っ・・・はぁ?!どうしちゃったのカラま、っあ!あっ・・・だ、め」
トレーナーの下で無防備になった胸を手で包み、先端を指で擦ると、ナス子の普段聞けない声が漏れる。
もっと聞きたくて、先端を指で摘まんだり、弾いたりすると、その度にビクビクと震えて、俺の服を握り締めてくるナス子がとても愛しい。
もっと気持ちよくしてやりたい・・・
これが男の性というものか・・・!
童貞の俺だが、知識だけは豊富にある。
ラノベやAVの知識など、実践では使えないとダディは抜かしたが、そんな知識でもないよりはマシ、ないよりはマシなんだ!
「気持ちいいのかナス子・・・もっと素直に感じて・・・・・いいんだぜぇ~?」
「━━━━━━っ!ダァルァッシャ━━━━━イ!!!」
「ああ━━━━━━━━━━━━━━っっっ?!」
ナス子の渾身の拳が見事に俺の鳩尾にクリーンヒット・・・
部屋の壁まで吹っ飛んでしまった・・・俺。
ああ、つい癖でまたやってしまった。失敬。
俺は部屋の端まで吹っ飛んでしまった。
なんという剛力・・・もしやナス子はゴリラかキングコングの血を引く者ではないのか・・・
そのあまりのインパクトに、俺は何か思い出しかけたが、すぐに忘れてしまった。
服を直しながら、赤い顔でナス子がぶんぶん怒っている。
「何?!何なの急に!訳わかんないんですけど?!今日は日頃の感謝を込めて優しく優しく接しようと思ってたけど、さすがに調子にノりすぎだからっ!」
「・・・んん?」
「それに何?!可愛いだとか愛し合ってるだとかっ!意味わかんないんだけど?!」
「・・・・・・んん~~???」
俺は鼻から血を流し、心底意味がわからないと、首を捻るしかなかった。
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