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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第40章 【微エロ】クソ松の暴走 カラ松side



「ど、どうしたんだナス子・・・今日はやけに・・・なんだ・・・ちゃんとしているというか・・・何処かに出掛けるのか?」

「え?ううん、何処も行く予定はないよ。さ、上がって上がって~」

「あ、ああ・・・お邪魔します」

 なんだか調子を狂わされてしまったな・・・
 フッ、だがこのカラ松、これしきのことでそんなことを引きずったりはしないぜ。

 気を取り直して、さっそく洗濯と片付けから始めようとする、俺・・・
 だったのだが、なんということだ・・・インクレディブル!
 すでに部屋が片付いているだとっ?!

 ま、まぁたまにはこんなこともあるだろう。
 俺は洗濯物を済ませてしまおうと思いなおし、ふとベランダへと目を向ける。

 ・・・・・・インクレディブル・・・!

 洗濯までもう干し終わっている、だと・・・?!

「カラ松?何突っ立ってんの?座って座って」

 衝撃を受けてその場に立ち尽くし固まってしまっていた俺に、ナス子が後ろから声をかけてくる。

「上着脱がないの?ハンガーに掻けて来るから、脱ぐなら脱いじゃってね」

「え?あ、ああ・・・」

 そう言われて着ていた皮ジャンを脱いでナス子に渡すと、綺麗にハンガーに掻けてくれる。

「あ、カラ松、今日はクソタンクトップじゃないんだね。普通のタンクトップだ、そっちのがいいねやっぱり。寒くない?」

「大丈夫だ・・・寒くはないぞ」

 クソタンクトップというのがわからないが、ナス子が笑っているのでいいだろう。
 気にしない男・・・それが俺、カラ松さぁ!

 それにしても、一体今日のナス子はどうしたというんだ?
 普段とはあまりに違いすぎる・・・
 これではまるで普通の女性じゃないか。
 ナス子はそんなんじゃない。少なくとも、今まで俺が見てきたナス子とはかけ離れている。
 一体何があったというんだ・・・天変地異の前触れか?
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