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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第40章 【微エロ】クソ松の暴走 カラ松side


 
 イケてるサングラスを着用し、イケてる靴を履き、眩く輝く外の世界へ足を踏み出す、俺。
 ふふっ・・・今日も太陽が眩しいぜぇ・・・!

 ナス子の家に足を向け歩き出す、俺。
 
 先程の一松の台詞が脳内にプレイバックされる。
 
『はぁっ・・・はぁ・・・っァ・・・っ・・・ナス子・・・っ』

 ナス子をオカズに・・・ということは、一松はナス子の事が好きだったのか?
 いつからだ?何がきっかけで・・・いや、俺がそんなことを考えてもわかるはずはないな。
 いいじゃないか・・・あの一松だ・・・。
 猫にしか興味がない、他人なんてどうでもいい、普段からそんなことを言っている奴だ。
 人を好きになることが出来た・・・兄として、成長したお前を盛大に祝福してやりたい気分だぜぇ・・・!
 そう、世界はこんなにビューティーフルなんだ・・・
 生きているって素晴らしいな・・・!

 数分としないうちにナス子の家に着き、サングラスを外してインターホンを鳴らす、俺。
 今日も、掃除に洗濯、片付け整理整頓・・・やるべきことは山積みだろう。
 最近はナス子の公休日の午前中のこの時間、ほぼ決まった時間に来るようにしているから、ナス子もすぐに俺だとわかったのか、ドアの向こうから返事がして、小走りな足音が聞こえてくる。

 ガチャリとドアが開き、ナス子が顔を出す。

「いらっしゃいカラ松!待ってたよ~!」

「ん?あ、ああ・・・」

 んん?いつもは着替えも身支度もせず、まさに『今起きました』という風貌を隠すことなく、気だるげに招かれるんだが・・・
 どうしたことだ?
 目の前でこちらに笑顔を向けるナス子は、私服にエプロン、きちんと化粧をし、髪の毛も綺麗に整えられているじゃないか。
 ん~?俺は部屋を間違えたかな?

 思わず表札の部屋番号を確認するが、あっている。
 間違いなくナス子の部屋だ。
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