第40章 【微エロ】クソ松の暴走 カラ松side
トゥースを磨き、フェイスを洗い、ブレックファーストを終え、食器を流しに置いた・・・・・・俺。フフン・・・
「カラ松、遅いじゃないの。他のみんなはもうとっくに食べ終わったのよ。洗い物が進まないじゃない、まったく・・・」
マミィに怒られる・・・・・・・・俺・・・フッ・・・
さて、今日も外は良い天気のようだ。
こんな日に家に閉じ篭っているのもナンセンス・・・!
身支度を整え、シスターの所へ行くとするか。
洗濯物がよく乾きそうだぜぇ。
そんなことを思いつつ、階段をゆっくりと上っていく・・・俺・・・フフ・・・ん?
部屋に入ろうと襖の引き手に手を掛けようとしたら、中から何か声が聞こえる。
どうやら一松の声のようだが・・・こっ、これは・・・!
━━━━━━━━シコっているのか・・・一松・・・っ
フッ・・・朝から元気なことだ・・・。
今日はパチンコの新台入荷日で、ブラザー達は開店前から並びに行ったから、誰もいないと思ったんだな。
気付いてしまったからには邪魔するのは悪いな。
俺は踵を返し、来た階段を戻ろうとした。
その時だった・・・!
「はぁっ・・・はぁ・・・っァ・・・っ・・・ナス子・・・っ」
襖の向こうから聞こえた台詞に、つい俺はその場に立ち止まってしまった。
一松は、今シコっている。恐らくそれは間違いないだろう。
そんな時にナス子の名前が出るということは・・・
まさか・・・っ・・・ナス子をオカズにシコっているというのか一まぁつ・・・!!
衝撃が走るというのはまさにこのことだな。
俺は止まっていた足を再び動かし、静かに階段を下りていく。
しばらくして、一松が下へと降りてきたので、それを確認して二階に上がり、着替えを済ます。
・・・さっき、一松はココで、ナス子のことを考えながらシコっていたんだよな・・・。
そう思うと、何かズクリとした不快感が身体を伝った気がするが、それが何かはわからなかった。