第38章 果たされたお詫び おそ松side
「いいのいいの、俺が気になるって言ってんだからさぁ、愚痴ついでにでも話しちゃえよぉ」
「う、うーん・・・普段おそ松にやられてる事とあんま変わらないよ?正直いっつもアンタにセクハラされてるから私もちょっとは慣れたのかもねー」
「俺?!俺はただ幼馴染兼弟としてのスキンシップを交わしてるだけよぉ?ていうか俺いつもなんかしてたっけ~?んなははは」
「無自覚ならもうそれは捕まった方がいいと思うの」
「イデデデデデデ、強めんな!力を強めんなっ!!」
・・・けど、ふ~ん。
普段俺にされてる事って言われるとアレだろ?
体触ったり、キスしようとしたり抱きしめたり乳触ろうとしたり・・・。
あぁ~、なんか考えるとちょっとその客っていう連中にムカムカしてきたわ~。
「ほらね、急に黙りこくっちゃったじゃん。やっぱり面白い内容じゃなかったでしょ?聞かなきゃ良かったのにさー」
「・・・別にぃ!」
結局ナス子の言う通り聞かなきゃ良かったとは思わなかったけど、面白い内容じゃなかったのは事実。
ま、知らないよりはこういうのは知ってる方が安心・・・いや、心配なんだけど!でも何かあった時に胸くらいは貸してやれるじゃん?
俺ってやっさし~~~い男だからね!!