• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第38章 果たされたお詫び おそ松side



 午後。
 昼飯を食ってダラダラしてダラダラして、俺は家を出た。

 向かうは、ナス子の家。
 約束していたマッサージを受ける為に行く・・・んだけどぉ・・・
 ・・・っだ━━━━━━━!!!

 こんなぐちゃぐちゃ悩むの俺じゃない!俺らしくない!
 おそ松ってこんな悩まないでしょ!
 そんなのおそ松じゃないでしょ!!
 やめやめ!!や~~めた!
 てか別に悩みっていうほどのものじゃねぇし?!
 なんていうか、罪悪感?そう、それが近い!

 ナス子の家に着き、一松から奪ったままのスペアキーで鍵を開けようとすると、その前にドアが開く。
 一緒にお出迎えとばかりに猫が出てきた。
 名前なんだっけぇ~・・・え~っと・・・タマ???
 猫は一瞬俺の顔を見るとまたスタスタと中に入って行った。

「あ、やっぱり。ダルそうな足音がおそ松じゃないかって思ったんだよね~」

「ダルそうとかは余計じゃない?てか起きてたのか、めっずらし~」

「約束してたからね。準備も出来てるよ~、上がって」

 ナス子について中に入って、散らかっているだろう室内を見回すと、思ったほどじゃない。
 あれぇ?コイツ片付けとか出来るようになったの?するようになったの?いつから?
 物は多いがちゃんと整理整頓されていて、散らかってる感はほとんどない。

 コイツもちょっとは女らしくしよう~、とか、そういうのが出てきたのかね。

「じゃあおそ松、そこの布団の上にうつ伏せになってくれる?」

「へ~い、いやぁ楽しみぃ、3万円コース」

「んじゃあ早速始めるよ~」

 用意された布団の上にうつ伏せになって、オナシャ~スと言おうとしたんだけど、そこではっとする俺。

「ちょっと待った━━━━━━━━!!」

「?!なっ、なに!!」

「・・・制服着てよ」

「は?」

「店にいる時みたいにやってくれないとヤダね!俺お客さんだよぉ?なんでパジャマでするわけ?制服!制服じゃなきゃ認めないから!あ、あと、お前今化粧してないよね?仕事中は化粧するんだろぉ?それもちゃんとして」

 あれ?なんか俺チョロ松みたいになってね?
 ま、いっか。
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp