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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第37章 危険な香りの温泉旅行 本日最終日



「あ、トッティー!!旅行で撮った写真後でLIMEで送ってよぉ」

「はいはい、結構な量だから覚悟しておいてよねぇ~、あとさ!姉さんいっつも既読スルーするのやめてくれる!?なんか虚しくなるんだけどっ」

 トド松相手には毎回安定の既読スルーをするナス子にとうとうトド松が我慢しきれず拗ねる。
 だがトド松もよくナス子のLIMEを既読スルーするのでお互い様でもあるような気もした。

「いちまぁ~つ、帰ったら一緒にミケ子と遊ぼうよ!」

 今度は一緒に歩く一松に顔を向け、やっと愛猫に会える喜びでニマリとナス子は笑う。

「ん、そうだね・・・ナス子のスマホの写真と動画見てたら俺も会いたくなった」

 そして一松も同じくニマリと珍しい優しい笑顔を返す。

 一行は、無事チェックアウトを済ませると、ワゴンへと向かう。
 帰りは誰が運転するのかと兄弟達が口喧嘩しているがそれにナス子が手を挙げた。

「ハイハイハーイ!!じゃあ私が運転しやしょうか??」

「はぁ?絶対に嫌なんだけど、確実に道に迷うし安全運転だけど見てるこっちもハラハラするし眠れないよね!!」

 口煩いチョロ松が即答で否定する。

「フーン、レディに運転を任せるなんてナッシングだぜぇ!帰りはこのカラ松が」

「迷うしイタイし振り向くの遅いし尺使うから却下ね」

 トド松に即答で却下された。

「ん~~~~~~~~~?」

 じゃあ誰が運転するの?となった時まだ運転をしていない兄弟に全員の視線が集まる。
 おそ松、十四松、トド松である。

「えー、僕はやだよ?ほら、キャラじゃないでしょぅ、こういう役目ってさぁ!それに車内ではスマホ弄りたいしぃ~」
 
 早速トド松が運転を拒否しだすと、今度はおそ松だけに皆の視線が行く。
 十四松は何をしでかすかわからない為、既に皆の心はおそ松一択になった。
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