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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第34章 【番外編】危険な香りの温泉旅行 ラッキー兄松



「……第※回、松野家兄松会議~議題その1、ナス子がまさかのエロ下着……紐パンを穿いていた件について」

「まさか紐パンとはな……恐れ入ったぜ、エロすぎる……」

「しかも真っ青な下着だよ?……正直今すぐシコりたいです」

「ちゃんと上下もセットだった。これは絶対勝負にきてると俺思うんだよね……」

 そんな三人の会話は余所に、ナス子は解かれた帯を一生懸命キツく巻き直していた。
 元々正しい浴衣の着方など知らないナス子は、いつも適当にくるくると帯を巻いて蝶々結びをしていただけなので、結び目の先端を引っ張られた為にすぐに解けてしまったのである。

 今日自分が着けていた下着を思い出し、怒りの矛先は下着姿を見られた三人ではなく、別の人物へと向かう。
 誰にしている言い訳なのか、なにやらボソボソと内緒話をしている兄松三人をキッと睨み、

「わっ……私が選んだんじゃないから!!トド松が持ってきたやつだから!!お風呂入りに行くときはよく確認しなくてっ……でっ、出た後穿いてみたら紐パンだっただけだから!!深い意味も浅い意味もないから!!!ホントだから!!!」

 そう叫ぶナス子の声は耳に入っているのかいないのか、三人はちらりとナス子を見ると、会話を再開する。

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