第27章 危険な香りの温泉旅行 動物園に行きました カラ松
「おかえり、遅かったじゃ~ん!長かったけど、ウンコ~?・・・ってナス子、どうした?!」
昼食を食べ終わっている皆の元に二人で戻ると、中々帰って来なかったナス子に早速弄りを入れようとするおそ松だったが、さすがにナス子とカラ松の様子を見て驚いた。
それは他の松達も同じでナス子の様子に驚き全員が立ち上がりカラ松とナス子の元へと走り寄る。
「姉さん、泣いてるの?!」
「何があったのナス子姉、カラ松兄さんが嫌な事でもしたの?!」
「おいクソ松、コイツになにしたんだよ」
皆の質問と視線を一気に受けるカラ松は落ち着いて答える。
「いや、俺は何もしていない」
「とりあえず皆座ろうか、立ってても話が出来ないし、ナス子もこんな状態な訳だしさ・・・ナス子、座れる?」
「・・・うん」
そしてカラ松はチョロ松の言う通りナス子を座らせると事の顛末を代わりに伝えた。
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