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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第26章 危険な香りの温泉旅行 動物園に行きました 一松



 猫と遊ぶ事に飽きた松達は、一塊になってソファで寛ぎだした。
 欠伸をしたり寝そうになったり写真だけ撮ったり、猫に弄ばれてグッタリしていたりと・・・暇そうだ。

 ナス子と一松は暫くの間、猫たちとのじゃれ合いを楽しんでいたのだが、ふいにナス子は猫だけではなく、一松の頭を撫でたくなる。

 隣に一緒に屈む一松に手を伸ばすと、後ろからわしゃわしゃと相手の頭を撫でた。

「わ、なに?!びっくりしたんだけど・・・」

「え、別に。一松もほら、猫みたいだなっていつも思ってたからさー!ちょっと頭触りたくなったっていうか、なんだろうビックリされるとちょっと照れるね!あはは」

「・・・・・・お前さ、俺の事怖くないの?」

 急にそんなことを言われ、ナス子はキョトンとして一松を見る。

「え?なんで?」

「なんでって・・・わかんない?」

「・・・んー、怖くはない・・・かなぁ?」

「はぁ?俺にあんな事されてるのに、よくそんな事言えるよね」

 あんな事とは、先日のディープキスの件である。
 すぐにそのことに思い当たったナス子は、一松の言葉を静止する。
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