第25章 危険な香りの温泉旅行 動物園に行きました
「ん・・・?な、何故俺の頭にコブが・・・ってブラザー!?どうしたんだブラザーーーー!!トッティー!」
カラ松が起きると、その上にトド松が同じくコブを作って安らかに眠っている。
「ねぇ・・・朝から煩いんだけど・・・」
最後に目を覚ました一松は、まだ布団を被り中から視線だけをこちらに向けていた。
やはり大型の猫にしか見えない。
「いっててて、チョロ松兄さん何も投げる事ないじゃん!ぼくの可愛い顔に傷でもついたらどうしてくれるのさ〜」
可愛い顔にではなく既に頭には傷が出来ている。
トド松はなんの悪びれる様子もなく復活した。
「腹減ったーーーー!!!よーし、お前らぁ飯行くぞ、バイキング!!」
おそ松の言葉に全員が立ち上がり、モタモタと私服へと着替えだした。
着替えるの面倒だとか思っていたナス子だが、また下着がどーのこーの言われるのも嫌だった為、諦めて持ってきた服に袖を通すのだった。