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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第24章 危険な香りの温泉旅行 夜の海 チョロ松



「僕は別にナス子の隣じゃなくてもいいけどね、さっきも言ったけどアレは姉弟のじゃれ合いだから。それ以上でも、以下でもなく!っていうかディープなキスしたのはそっちだって一緒だろ?!」

 やっと皆がいつものテンションに戻ってくれた事に安心したナス子だが、十四松とトド松に他の兄弟にもキスされた事がバレてしまった。

「しかも一松にもキスされたって言うし」

「オイ!!お前それ言うか?!!私が信用して打ち明けたそれをお前が言うか?!」

 全員の視線が一松へと向かうが、既に一松は夢の中。
 スゥスゥと寝息を立てて猫のように丸まり気持ちよさそうに酔いつぶれて寝ている。
 
「あのさぁ、僕だって童貞なんだよ?!お前らだって同じ童貞なら気持ちわかるでしょ?いや、わかるね。あんなエッロイ下着の色とか見せられといて何もしないとか出来るワケないでしょ?!しかもマッサージを浴衣のまま受けてさ!背中の上であんな下着つけた普段残念なナス子が浴衣で僕を跨いでるんだよ?!何も感じるなって方がおかしくない?おかしいでしょ!!お前らも同じ事されてみろよ!絶対同じ気分になるからっ、どんなに残念なナス子が相手だったとしても相手は女子なんだぞ、それを無視できるようなヤツはもう童貞の風上にもおけないと思うんだよね僕は!!!」

「チョロ松、いや、シコ松」

 ナス子はチョロ松の拗らせ童貞話がさく裂すると、先ほどのムードはどこへやらと思いながら・・・、もう姉弟とかのそれもなくなり、やはりチョロ松もこの童貞な連中と思っている事は同じだったのだなと理解する。

「サイテー」

「褒めてやってるんだろ、いくらナス子が相手でもって!」

「うわー・・・引くわー・・・」

 トド松が心底呆れたようにチョロ松を見る。

「ない!さすがに!!」

 それに十四松も続いた。

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