第24章 危険な香りの温泉旅行 夜の海 チョロ松
ナス子はそのまま両手を伸ばし、チョロ松の首に手を回そうとした・・・が・・・
「~~~~~~~~~~~~っ、もう、無理!!!」
「は?」
ダッシュでナス子から離れ、近くの茂みに四つん這いになりながら酒と豪華な食事をリバースするチョロ松。
「おえぇぇぇぇぇぇぇ━━━━━━━━━━っっ」
「お、おまっ!!!そんなに近親相姦が気持ち悪いなら最初からすんなよ、大丈夫ですか!?ゴルァァ━━━━━━━━━━!!」
怒りだか心配だがわからない叫びが、静かな海に木霊する。
やっと望んでいたディープキスが出来たと言うのに、最悪のタイミングでキラキラゲロリバースをしてしまったチョロ松は、かえってナス子に誤解を植え付け後悔する事になるのだった。