第17章 どうしようもないけど可愛い弟達 十四松 トド松
もう一時間以上費やしただろうか、さすがモールのランジェリーショップ。
広くて全ての下着を見るのは体力を使う。
ショップに色々なメーカーが入っているので見るのも大変だ。
一方、普段こんな店に足を踏み入れる事はないトド松と十四松は楽しそうに下着を見ている。
「で、ナス子、サイズいくつだったの?」
「・・・・・・」
トド松が普通に聞くが十四松は興味津々な顔でナス子を見る。
さすがおっぱい大好き十四松だ。
「やだよ、なんで言わなきゃいけないのさ」
「だってわからないとブラ選べないでしょ下はいいとしてさー」
「え、下も買うのー???別にいいじゃん下は」
「普通の女の子はだいたいセットで買うか上下の色や種類、見た目を合わせるんだよ」
「へー、詳しいねトド松、童貞なのにね!」
トド松のアドバイスに十四松と二人で関心していると、一つのピンクのフリルがついた上下セットの下着を手に取った。
「んー・・・さっき見た感じだとこのくらいかな?」
「んなっ!!!ちょっとしか見てなかったのになんでわかるの?!」
「ふん、童貞を舐めてもらっちゃ困るよ~姉さん」
「え、姉さんのおっぱい見たの?!」
童貞ってヤツは・・・。
だがしかしチョイスされた下着はナス子のサイズにピッタリだった。
マジ侮れないチェリーボーイ。