• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第108章 最終回【逆ハー】ネヴァーエンディングストーリー



「そろそろお腹いっぱいになっちゃった、御馳走様!!」

「え。早くない?いつもならこの倍くらいエビフライ食べてるだろ?」

 食器を片付けようとナス子が立ち上がると、チョロ松が止める。
 そう、普段なら大好きなエビフライ、残す事はない。
と言うよりも、出された夕食を残した事は今までほぼなかった。

「んー、ちょっと今脂もの控えてるんだよね。皆、私の分も食べてくれていいよ」

「「「「「「………………」」」」」」





 夕食後、全員の食器を片づけているナス子を背後から窺うようにトド松と十四松が見ている。

「どうしよう、これホントのホントにジ・エンドなんじゃないの?」

「ジ・エンドかぁ。ヤバイね、トッティ」

「だってナス子姉が好物のエビフライを残したとか今まであった?なかったよね」

「なかったなかった」

「……………食欲ないのかな?」

 ナス子の後ろ姿を見て、スっとトド松はスマホを見つめる。
 
「こういう時ってどんなものなら食べたくなるんだろうなぁ」

 妊娠に関して、まだ信じてはいないがもし、仮にそうだったとしたらを予想すると、なんとなく検索をかけてしまう。

「んー、脂者を控えてるって言ってたから他の好きなものなら食べるかも」

「そうかなぁ?」

「あ!姉さん、食器落としたっ」

 話していた矢先、ナス子が皿を落としてしまい、十四松はすぐ補助へと向かっていってしまう。

 残されたトド松は、一度二階へと上がり、他の兄弟達と話し合うのだった。
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp