• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第108章 最終回【逆ハー】ネヴァーエンディングストーリー



「隣の部屋どうしたんだろ、やけに煩いけど。あ、いつも煩かったか」





 まだまだ開かれている長い六つ子会議!
 証拠は現場にて、彼女の台詞、安産祈願!!

 どこからだしたのかわからないいつものホワイトボードに3つの文字が書かれ、教鞭を持ちトド松が姿勢良く立っている中、他の兄達はそこを見上げていた。

「……ああ、どうか嘘だと言って。俺なんかに子供が出来たら一生辛い思いして暮らす、いや、子供にすら軽蔑されながら生きていくなんて耐えられない……」

「まだ誰の子かわかんないのにそう落ち込むなってぇ」

「おそ松は急に平然としているな」

「いんや?穴という穴から内臓飛び出そう!」

「右に同じ!!」

 四人が話している中、一人だけ意識が飛びそうなチョロ松はある雑誌を手にとっている。

「おい、おいおいポンコツ兄さん!ひよたま見るとか早い早いっ、どこから持ってきた」

 ビシッとトド松に指摘され、ハッと我に返ったチョロ松は読んでいた赤ちゃんのファッション特集を閉じる。

「生まれてもその服はまだ早いから、てかそういう問題じゃないんだけど!しっかりしてよ、もうっ!いい?!ニート兄さん達!はい、注目注目!」

 改めてトド松が持っている棒の先端で今ある情報をさす。

「今ぼく達が知ってるのはここまで、いい?」

 言われた言葉に素直に頷く五人。
 今回の事が衝撃すぎてなんの言葉も浮かばないようだ。

「この3つじゃ正直まだナス子姉が妊娠しているかどうかは不確定だ!本人に聞いた訳じゃないからね」

 こういう時、前にでてまとめ役を買ってくれるトド松はさすがだと言えよう。
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp