第107章 【アンケート感謝:チョロ松ルート】彼と私のXXX
ていうか今おそ松がここにいたらチョロ松と話し合いどころじゃないよね。
今更だけど。
「おそ松、シリアスシーンを断ち切ってくれた事には感謝するけど邪魔だからチョロ松と二人きりにしてくれない?」
「さっきから当たりが酷い!!」
当のチョロ松はと言うと、スンとした顔のままで何を考えているのかわからない。
さっきのノリはどこに行ったチョロ松よ。
入れ替わったからって努力した訳でもちゃんとしてる訳でもないし……。
いやこれ何のネタだ。
「と、とにかく私は早く元の姿に戻りたいの!!」
私の言葉に何故かチョロ松じゃなくておそ松がふぅと息をついて応える。
「わかった……じゃあ、SE〇しようぜ……3人で」
「「は?」」
「最近のお前ら見てると毎回喧嘩ば~~~~~~~~っかしてるでしょ?それなら俺が仲裁に入って仲を取り持たないと!なぁ、チョロ松ぅ、俺も仲間に入れブホゲェ!!!」
おそ松の発言が言い終わる前に先に手を出すチョロ松……と言っても私の体だけどね。
まぁ、チョロ松が殴らなくても私が殴ってたから止めはしないよ。
「馬鹿かお前は!そんな事する訳ねぇだろっ!誰の彼女の体だと思ってんだよ」
いやぁ、そう言っててもさっき怪しかったけどなぁ~。
チョロ松オラつくと怖いし面倒だから言わないけど。
「ちぇ~、いいですよいいですよーだ。お兄ちゃんは寂しく退場しますよー、ケチカップルめ」
「いやケチじゃないでしょう、当たり前だからね!」
長々しく会話してたけど、いつもしつこいおそ松は珍しく納得してくれたみたいで玄関に両手を後ろに組んで向かって行く。