第105章 【微エロ】【逆ハールート】なんでもない日常
「笑いごとじゃないからね?! 俺ホントに心も体もシオシオだからっ」
「だって……今回も前回も変わる事なく人に気を使わないから一松兄さんにマークされてるんでしょおそ松兄さん。それならもっと長男らしくしてみたらどうなのさ」
「はぁ?俺はいつだって長男だから!!」
トド松の言う通り、前回と同じパターンが多く遠慮なんてする事がない。
ましてや兄弟の物に手を出して汚したり売ろうとしたり、そのまんま。
そりゃ、他の五人はキャンペーンを発動したいとも思うだろう。
「もうやだーーーーーーー!! ナス子、ナス子、ほんとどうにかして!! それか俺を慰めてっ」
「んぎゃー、路上で抱き着かないでよおバカ!」
「ハイ、それもアウト。嫌がってるよね? こんな公共の場で相手の事も考えずセクハラとかないから」
「~~~~~~~~~俺このキャンペーンキラーーーーイ!!!」
まぁ、なんでもない日と言いながらもこのように大所帯集まれば何かしらの面白い事も日々起こる訳だ。
キャンペーンも早々に飽きて……と、言うよりかはナス子とのイチャイチャを独占したいが為に気を遣うというルールを理由に兄弟達が手に負えない喧嘩を起こした事で、有難いのか有難くないのか……キャンペーンは終了された。