第105章 【微エロ】【逆ハールート】なんでもない日常
「皆ぁ、ボクお皿洗うよ!」
「あらあら十四松さん、いいんですか?」
「いつもお世話になってますから」
「……それはそれはありがとうございます」
少し他人行儀な十四松と一松のやり取りにナス子はここまでとは!と困惑してしまう。
このキャンペーンと言う物、このような事が以前あったと言う事だけはナス子も知っていたのだが、細かな内容までは知らなかった。
それを目前に見たものだから想像以上の細やかな気配りも大事なのだと認識する。
「じゃ、じゃあ私はお皿を拭きます」
「それなら俺は皿を棚に戻そうじゃないか」
「いい心がけですね……皆さん。このように気を遣いあって生きていきましょう」
「なんのキャラ付けなのそれ?!」
思わず我慢できなくなったチョロ松が突っ込む。
トド松も同じ事を思っていたようだったがチョロ松に先をこされたようだ。