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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第105章 【微エロ】【逆ハールート】なんでもない日常



「うげっ、チョロ松。そりゃ悪かったと思うけど……私やりたい事が」

「そんなのいつでも出来るでしょ」

「と、言われましても……こういう事だって別にしようと思えばいつだって」

「「「「「「出来ないよね」」」」」」
 
 急に六人の声が揃う。
 勘弁してくれ。

「恋人に奉仕するのも彼女の仕事でしょぉ、あとチョロ松! お前はレジで買い物に行っただけだし選んだのは俺達だからね?」

「そうだよチョロ松兄さん、確かにMVPで考えればチョロ松兄さんは貢献したとは思うけど一緒にあのコーナーにいなかった訳だし特に興味なかったんだでしょ?」

 チョロ松への追撃が始まると、またチョロ松の顔に怒りの筋が入る。

「チョ、チョロちゃん?」

「ナス子」

「へ、へい!!」

「何その寿司屋みたいな返事は」

「いや、なんとな……く?」

 なんだか掴まれている手に力がこもっていて払う事が出来ない。
 払おうと思えば簡単に払えると思うのに、チョロ松の笑顔の気迫でそれが出来ない。

「ナス子の部屋、いこっか」

「笑顔が怖い!」

 有無を言わさないその笑顔と、周りへの牽制のようなオーラが漂っており誰もチョロ松に珍しく文句が言えない。

「まだ家にあるのも使い切ってないけどさ、今日買ったのも全部貸して」

「えぇ?! チョロ松兄さんが最初に全部使うのっ? 選んだのぼく達なのに」

「………だったら次はお前がレジに行って買いにいけよトド松」

「う……なんか今日のチョロ松兄さんちょっとオラつきだしてる?」

 それもそのハズである。
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