第105章 【微エロ】【逆ハールート】なんでもない日常
『は〜い、もしもし』
「あっ、良かった気づいてくれて。トド松達どこのコーナーにいるの?急にいなくなっちゃって。探してないけど探そうとしちゃったじゃないの」
『そこは探したけど、とか言って欲しかったなぁ……なんとなく』
「そんな面倒な事をする訳ない、迷子のお知らせで呼ぶぞ?」
『おい、トッティ誰からだよ? 早く決めようぜぇ』
『ナス子姉さんからだよ。おそ松兄さんちょっと勝手に決めないでよっ、ぼくらにも関係ある物なんだから〜』
トド松の声の後ろでおそ松の声も聞こえる。
と、いうことは二人は一緒にいるという事だ。
「トド松、チョロ松は?」
『え、チョロ松兄さん? そう言えばさっきまで一緒にいたんだけどどっか行っちゃったかな』
「え〜、どこ行ったのアイツ。まぁいいや、二人は今どこにいるの? 今から一松と十四松連れてそっち行くからさ」
『あ、他の兄さん達も揃ってるんだ、ちょうどいいや。早く連れてきてくれる? 場所はさっきのナス子姉さんがいた場所からまっすぐ暫く進めばぼくらの姿見えると思うから待ってるよ』
「ほいほいー」
言われた通りに、三人はまっすぐ歩きトド松達の待つ場所へと向かっていく。
「どこにいるって?」
「さぁ、コーナーは言ってなかったからわかんないけどおそ松と一緒にいるみたい」
「じゃあチョロ松兄さんは一緒にいないのかぁ、ボク探してこようか」
そう言ってもらえるととても有り難い。
このご時世、携帯で連絡を取れないと広い店内の中で人一人見つけるだけでも一苦労。
十四松の嗅覚があればすぐに見つかるだろう。
「んじゃ、宜しく十四松。見つけたらこっちに運んできて」
「あい!行ってきマーッスルーーーーっ」
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