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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第104章 【逆ハー:卒業ルート】王道パターン、発動パートⅡ



「「「「「「━━━━━━━━━━……………」」」」」」


 お決まりに同じ顔になり突然ストップモーションになる六つ子。
 さっきはあんなに盛り上がったと言うか、自己主張が強かったのに急に無言で尚且つ感情のわからない目で見られている。

 ナス子的には長く聞きたかった事をやっと意を決して口に出せたと言うのにこのザマである。

 六人が告白をしてきてくれた日の事。
 あの時の言葉を、なんとなく思い出す。

<【逆ハールート】その後:回想>

「現実にあったとしてもあれだ、よっぽどの美女で魅力的な人ならそういう事もあるかもしれないけど…皆さ、私が誰かわかってる、よね? 自分で言ってて悔しいけども相手は私だよ?! 残念な女だよ? ほんっとうにわかってる?」

「わかってるってぇ、お前が残念で生意気で口も態度も悪くて女子力に欠けてる事なんてさ! 今更だよね~? それでもいいって俺らは言ってんだって。 可愛気がない所はちょっと惜しいけどなぁ、ナハハハハハハ!!」

「そんなゴリラのような怪力かつ情熱的な愛情を持つゴリ・・・真奈美だからこそ俺もその想いに応えたいと思っているんだ・・・どんなにメスゴリ・・・う゛ぅん!!」

「僕だって最初は葛藤したよ? なんでこんな絶滅危惧種のようなズボラでしっかりしてない自分の身の周りの事すら一人で出来ない女の事なんか好きになったのかってさぁ・・・、でも好きって気づいちゃったんだから仕方ないよね? それでいいと思っちゃう僕も僕らしくないとは思うけど、もうぶっちゃけちゃうしかないよね」

「俺も・・・同じ・・・だけど・・・6人全員選べないとか言っちゃうクソな女だったとしても、それでも付き合えるならそれでいいんじゃないの?」

「ボクだってスッゲェダサい所があっていつも可愛い恰好をしない姉さんでも一緒に居たいって思うよ!! だってダサいは姉さんの代名詞でしょ?!」

「そのダサくてどうしようもなく休みの日は化粧一つすらしないお洒落のおの字すらなくて自分の下着すら自分一人で買いに行けないようなしま〇ら愛好家の姉さんでも・・・ぼくだって、つっ、付き合いたい・・・って思うよ? あぁ!!もうっ、なんでこんな時にこんな事を言わなきゃいけないのぉ!」

<回想終わり>
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