第102章 【リク作品】【R18】【逆ハー卒業ルート】エロ松会議
「ん~~~~~~~っっ」
まだ妄想から帰って来ないチョロ松は途中から説明を止め、一人座って唇を噛み真っ赤になって下半身を押えている。
既に周りは見えておらず一人の世界に入ってしまったようだ。
「さすが自意識が高いあるだけあるわぁ……IT企業の部長って、普通に考えてこの歳でそれは無理でしょ。シチュエーション的には認める……けど、さぁ」
「会社で秘密の恋かぁ、あははぁ~ボクは逆も好きだなぁ!」
「俺もどちらかと言うとナス子が上司で調教される方がいいかな……」
だがさすがチョロ松だ、見事に兄弟達の妄想、シチュエーションの幅を広げている。
「チョロ松ってMっぽい癖にナス子にはS要素出してくるよね、アイツ相手だから仕方ないかもしんないけど」
「しかし見直したぜチョロ松、社内恋愛に放置プレイ、まさかの道具まで持ち出すとは……盛りだくさんだな、嫌いじゃないぜぇ」
開口一番トド松から声が上がるが、それはただの文句だけでなく珍しく多分おおよそ褒められている発言が各々から漏れ聞こえる。
しかし当の本人はトリップ中の為聞こえてはいない。
「ナス子が相手だしそっち系ってあんま妄想した事なかったなぁ、付き合う前はふっつーに妄想してたのに何で忘れてたんだろ」
「仕方ないよね、だっておそ松兄さんも言ってるけどナス子姉だし」
言われて強く頷く松達。
幼馴染だが恋人、だが生意気で口も悪く態度もデカい。
そんな彼女で妄想するのならと思うとついなりきりプレイよりも日常的な妄想だったりおそ松のような無理やり系が優先されてしまうらしい。
「だが、俺達が普通に就職していたら普通にありえるシチュエーションだ。この路線で色々妄想を膨らませて行けばはかどりそうだな……!」
「はかどるはかどる~! でもボクはオフィース! で仕事するのあんまり想像出来ないかなぁ?」
「まぁね……俺みたい最底辺の人間には六本木にあるようなオフィスは眩しすぎるね……その路線なら……まぁ……俺はせいぜいそのビルを掃除してる業者の人ってくらいかな……」