第102章 【リク作品】【R18】【逆ハー卒業ルート】エロ松会議
「君さ、お茶くらいで何でそんな嬉しそうなの?」
「え、だって……チョロ松部長に私がお茶を淹れられるって思ったら嬉しいじゃないですか。沢山元気も注入しちゃいますからね、ふふ」
このあどけない笑顔は疲れた身体を癒すには十分に効果があった。
この会社に新人として入ってきたナス子は仕事に一生懸命で常に明るく会社では割と仲のいい人物も多い。
「そんなもんかねぇ、それじゃお願い。僕は君の資料に目を通しておくから」
「あ……ありがとうございますっ」
顔の赤いナス子はなんだかもじもじしてるように見えて、このまま放っておく訳にはいかないんじゃないかと思う僕は誤魔化すように咳をしてその場に立ち上がった。
「………ごほっ、ごほっ!!」
「チョロ松部長、風邪ですか……大丈」
「いや、大丈夫。えーっと……少し休憩でもしようかな。一緒に行くよ給湯室」
「え、でも」
「いいの、部長の言う事は絶対! たまには席立って身体も動かさないとね」
一瞬ポカンとしたナス子は僕が席を立ってビックリして慌てていたが、顔だけでなく耳まで赤い。
「……え、えっと……それじゃあ、一緒に」
「うん、行こうか」
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