第102章 【リク作品】【R18】【逆ハー卒業ルート】エロ松会議
<妄想ターン sideチョロ松>
皆の考える妄想って結構平凡だよねぇ。
日常的には確かに皆が妄想するような感じだけどさぁ。
あ、でもおそ松兄さんのヤツは下品で下衆で最悪な展開だからイイと思うよ。
想像するだけならタダだし、どっかで見た事のあるAVシチュだけど。
この兄弟の中ではまだ一番参考になったって言うのかね?
いやぁ、僕はそういうの思いつかないからさー。
新しい事を開拓って大事だよねぇ。
でもさぁ、他にもあるでしょ?
例えば……。
「あぁ、その件に関しましてはそこをダブルクリックをしていただいてその後トリプルクリックを……はい、はい。では宜しくお願いします━━━━━━━━━━ふぅ」
「チョロ松部長、お疲れさまです。資料作成できました」
大手IT企業の広いオフィスの中、僕の部下である社員のナス子が頼んでいた資料を持ってくる。
「ああ、ありがとう。そこに置いといて」
「はいっ! あの、お茶お飲みになりますか?」
僕は他の資料にも目を通しながらナス子の顔は見る余裕がない。
なんたってここは大手企業だし朝から夜までくっそ忙しい会社だから、一分一秒無駄には出来ない。
「あー、うん。お願い」
「はい! 今淹れてきますね」
「………………」
微笑んだ部下の声が聞こえて、やっと僕が視線を向けると、お茶淹れと言っても仕事を頼まれたナス子は嬉しそうだ。