第102章 【リク作品】【R18】【逆ハー卒業ルート】エロ松会議
「…………ん?」
あまりに反応が返ってこないので妄想に浸っていた頭を一度現実へと戻し後ろを振り向くカラ松。
すると、そこには耳栓をはめて脳内と脳内で会話をしている5人の姿が。
「おいいいいい!! 今俺のターンだろ! なんでみんな聞いていないんだ!!」
「えー? だってカラ松兄さんの妄想なんて聞いてもアバラ折れるだけだし、どうせ高級ホテルで夜景を見ながらバスローブを着た二人が愛を囁き合ってそのままベッドにINみたいな感じでしょ? 図星でしょ? ツマンネ」
片方の耳栓を外したトド松が冷めた目でそう言うと本当に図星を指されたカラ松がつまらないという発言に涙目になる。
「てか誰? カラ松兄さんの中でナス子姉のキャラどうなってんの? 私だけに注ぐ愛を……とか、ナス子姉絶対言わないからね?」
「妄想なんだから別にいいだろう! 妄想の中ではラヴァーがより理想的になるものだっ」
「じゃあ理想が痛い」
「痛くない!! そんなことを言うなら、トッティ! お前こそどうなんだ! 誰もが同感するような妄想を繰り広げられるんだろうな?」
「カラ松兄さんよりはマシだと思うよ(失笑) うーん、そうだなぁ……ぼくだったらぁ……」
もくもくとトド松の頭から煙のようなものがあがり、脳内が鮮明になっていく。
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