第102章 【リク作品】【R18】【逆ハー卒業ルート】エロ松会議
<妄想ターン sideカラ松>
リゾートな高級ホテルの最上階で愛しきラヴァーがウィンド越しのチェアに座りまるで散りばめられた宝石のような街の明かりをまたも宝石のような輝きの瞳で見ている。
俺はそのウィンドウ越から見えるナス子の笑顔が瞳に入り、たまらなく幸福感を味わうんだ。
「カラ松、夜景すっごい綺麗だね! あ、でもでも、カラ松の魅力には適わないかなぁ……」
「HAHAHA、ナニを言ってるんだマイハニー。それを言うならハニーこそ宇宙をも凌駕する程美しく繊細、かつ可憐な宝石だろぅ?」
「や、やだ……カラ松にそんな事言われるなんて……嬉しい! カラ松ってば私の事本当に愛してくれてるのね」
「当たり前だろう、しかし俺は様々なモノを愛する。愛するが故に痛み、傷つき、ボロボロのゴミ雑巾のように地を這う事もある。だが……この愛すると、ナス子へ向ける愛するは全く違うんだ」
「うん、言ってる意味がわからないけど素敵な言葉ね」
「フフーン、ナス子には少し難しかったようだな。俺にとって世界は全てが美しい、だから愛する……だから傷つく事もある! そんな俺の心を救い出してくれる相手……そう、お前だ」
そして俺は可憐に着こなしたバスローブを羽織ったままクールに赤ワインをナス子の前のテーブルに置く。
目と目が合えばもうそれが合図だ。
どちらともなく唇を重ね、ナス子が俺の首に縋りつく。
アイツの熱い口の中に俺の舌をねじ込んで、最高に心地よいディープなキスを長らく堪能する事になる。
「……ぁ……はぁ……はぁ……んっ、カラま……はぁ」
「フフ、どうだ? 今宵のキスはいつにも増して心地よく感じているんじゃぁないか? 口の中もトロケける程に熱く……瞳も艶めかしく輝いてしまっているな」
「だ……んっ、……はぁ……カラ松……キスが上手だか、ら……気持ち良くて……ん、はっ」
「OK、いい子だ。だが、欲しいのはコレだけじゃないんじゃないかナス子……」
俺が耳元で低く囁いてやると、ナス子の身体がブルリと震える。
顔を覗き込んで余裕の笑みをしてやる俺の瞳に、顔を紅潮させる彼女の顔が目いっぱいに映り込む。