第102章 【リク作品】【R18】【逆ハー卒業ルート】エロ松会議
「どういう意味?………SEXなんてもう散々してるけど……今までヤった事ない体位とかシチュエーションってこと?」
「そうそう、いちまっちゃん! 俺たち童貞卒業して結構経ったけどさぁ、まだまだヤりたい事いっぱいあるでしょぉ? いくらあの残念な幼馴染が相手だとしてもやっと彼女が出来たんだよっ? しかも仮にも婚約者!! もっと色々お楽しみしてみたいと思わない?! あ、ちなみに見てみたいSEXでも可〜!! つかエロければいいっ」
「結局下ネタ方向に持ってくよね、おそ松兄さんて。全く、ナス子姉がいつも呆れる訳だよ」
そんな事を言っていても、トド松だってその場を動かないあたりこの会議に参加したいと言う気持ちはあるらしい。
さすが六つ子、寧ろ誰一人としてこの場から立ち上がる者はいない。
先ほどの面倒臭そうな顔付きすらも変わりゴクリと固唾を飲み込む。
エロ思考はハッキリ言っておそ松ともあまり変わらないかもしれない。
「とか言ってさぁ、お前らも実際は出来ないかもしれないけどヤってみたいとか見てみたいエロとかあるでしょぉ? 俺は毎日考えてるけどね、へへーん!!」
得意げに鼻下を擦り彼はドヤ顔だ。
ほかの六つ子だって、生まれてこの方数十年共に過ごした仲である。
そんな兄弟達が自分と同じ妄想をした事があるくらいは容易く想像できる。
「ない─────────とは言わせないからね? 現にナス子とSEX出来ない時とかAV観て重ねちゃう時とかあるでしょ!! 特にシコ松とかさっ」
急な指名にチョロ松が大きく身体を跳ねさせる。
「はああああぁ?! なんでそこで俺に振る訳!? しかも童貞卒業しても尚シコ松扱いするのやめてくれないかな、ほんっとムカつく! ほんっと嫌い!」
不機嫌な顔で長男に反論し腕組みをするチョロ松。
だが実際の所、ナス子と出来ない日やどうしても溜まってしまったモノを処理する時は確かにシコる事もあるし、長男に言われた事も事実である。
しかし事が事なので普通はそんな事をハイ、しています。などハッキリ言えるだろうか。
特にこの自意識の高い三男だ。
ムッツリ順位で行けば結構高い順位に降臨するだろうがムッツリ故に悟られたくはない。