第102章 【リク作品】【R18】【逆ハー卒業ルート】エロ松会議
久しぶりの松野家六つ子会議。
おそ松がその場に胡坐をかいて座り、床をポンポンと叩き他の五人にも丸くなるように意思表示を示す。
正直ちょっと面倒だったが、これを放っておくとまた拗ねて面倒になる事もわかっている五人は顔を見合わせて仕方ないと言う表情で円を作ってその場に座った。
「なんでおそ松の暇つぶしに俺たちが付き合わなければならないんだ?」
「カラ松、前から思ってたけどなんで俺にだけなんかすんってしてんの? すんって」
「会議って、何やるの? もうナス子姉はお嫁さん候補でしょ。それともナス子姉関係とは違う会議?」
「いんや、今日のお題もナス子」
「おそ松兄さんってほんっとナス子姉の事大好きだよね、人の事言えないけどさ」
「俺も負けてないぜぇ? ラヴァーを愛し燻り続ける炎は今でも、これからも健在だ! フフン」
「……………どうせ暇だし別にいいけどね……あとクソ松、煩いからちょっと黙ってろ」
「どうしようもない理由なら即刻終了な?」
「え~、チョロちゃん今日冷たくなぁい? もしかしてナス子が泊まりに行っちゃった事で拗ねてんの?」
おそ松に言われ、チョロ松の顔に怒りの筋が現れる。
もの凄く機嫌悪そうに相手を睨み、口を開いて言い放つ。
「いや、拗ねてんのはお前だけだろ!! そうじゃなくて、さっきから蹴ってくる事に関してムカついてるだけだから!!」
「え、俺そんな事したっけ?」
「してただろ、何度も」
「え、俺そんな事してた?」
キョトンとすっとぼけるおそ松の顔は真顔で、記憶喪失にでもなったかのように首を傾げる。
「だから、してたって」