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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第100章 【リク作品】【R18】触らぬ神に……(2.3男)



『みんな行くニャン♪ 憧れのリゾート、超豪華食べ放題ディナー、日常を忘れられる素敵なシチュエーションがそこにある♪ 都心からだって遠くないニャン♪』

『このCMをご覧になった方限定! 橋本にゃーの特別ライブチケットが当たるチャンス! さぁ、今すぐB&Gリゾートへ! フロントでCMを見たとスタッフにお伝えください!』



 ・・・。



「………カラ松」

「なんだマイハニー」

「それやめて……ここはどこ?」

「B&Gリゾートって目の前の看板に書いてあるな」


 カラ松とナス子。
 カラ松が読み上げた看板の前に立ち茫然としている二人は、きちんと旅行用カバンを持っている。
 そしてその看板の遥か向こう側。
 豆粒ぐらいの大きさと化したチョロ松が、遠くから二人に手を振っている。
 その背後には見渡しきれない大きなリゾートホテルが。


「どうして私達こんなところにいるんだろう……」

「チョロ松が行くって言ったからな……すごかったな……ここに来るまでの勢いと行動力は称賛に価するぜぇ……」


 二人が茫然とするのも無理はない。
 三人がナス子の家でCMを見たのはほんの二日前。
 あのCMを見るや否や、チョロ松の様子が豹変しだした。

 ナス子のパソコンを無断で取り出してきたと思ったら、速攻で件のリゾートのホームページへアクセス。迷うことなくマウスカーソルを【予約する】へと流しクリック。
 チョロ松よ、お前そんなに早くタイピング出来たのか、早すぎて手が見えない! ぐらいの勢いで要項目を入力していき、ターン…ンンン……!! と強くエンターキーを押してフィニッシュ。
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