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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第14章 六つ子が気持ちよくなる薬を私が飲まされました 六つ子と私



 言ってよ、ほら。
 俺の事どう思ってるか、さ。

「~~~~っ」

 頑張って唇を噛んでる姉さんが顔を背ける。

「・・・い、一松は猫にすっごく優しくて、でも実は猫にだけじゃなくて、私や他の皆にも優しい人で、なんだかんだで気が利いて、私が辛い時は無言でいっつも傍に居てくれる、大好きな大事な弟だよ」

「へぇ、他には?」

「いつの間にか気づかない間に私より大きくなってて、たまにちょっとキュンってする時もある、成長したなぁって思ったり・・・私気持ち悪っ!!!!!もう手ぇ放してよ!!無理っ」

「もっとないの・・・?言ってよ、ナス子」

「もうヤダ!!つか恥ずかしぬっ!なんで一松今日はなんか攻めモードなの?!ちょっとゲームの展開みたいでカッコイイんだけど?!って違うっ、そういうの言いたくないーっ!のぁーーーーー、はーなーしーてぇええええぇっ」

 ニヤニヤが止まらない。
 もっと遊んでいたくなる。

「・・・いいでしょ、普段言えないんだから今日のウチにいっぱい言っておけば」

「マジ殺す!!その紫のパーカーですら真っ赤に染め上げてry で、そのパーカーを私が洗濯してあげて畳み上げ、とても綺麗に仕上げてあげ・・・スミマセン、助けてクダサイ」

「ヒヒ・・・」

 なんだコレ、ゾクゾクしてきた。
 
みゃぁ~!

 俺が興奮してると、俺の手の中にいたミケ子が少し居心地が悪そうだ。
 仕方なくナス子の手を放し、ミケ子を抱きなおす。

「そうそう、そういう所がすっごく優しくて好・・・ドォリャ!!!!」

 言いながら近くの電柱に頭突きするナス子。
 ほんと、救えない馬鹿。

 諦めろって言ってるのに。
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