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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第94章 【十四松ルート】十四松と講座



「なんてこった、やっぱり十四松ってコリが少ないなぁ。もっとガチガチになってくれればやりがいあるのにさぁ」

 楽しく施術も終わり、ミケ子に夕ご飯を上げたあと、まだ眠っている十四松の横に自分も寝転がり幸せそうに口を開いて眠る彼の頬を軽くつつく。

「ん~……スー……スゥ」

「弟……かぁ、いや正しくは弟のようだっただけど」

 起きる気配のない彼。
 長い睫毛にほんのり赤い頬。
 ツヤツヤな髪の毛と落ち着くようなお日さまの匂い。
 たまに出す弟のような要素もあるが、今では自分の彼氏である。

「すぅ~~~~~っ……ぷはっ」

 寝てる彼の胸元に入り込んでギュっと抱きしめ、その落ち着く匂いを胸いっぱいに吸い込む。

「落ち着く~。……ふぁ~、さっき私もマッサージしてもらったし眠くなってきちゃった」

 そのまま寝てしまおうかな、なんて考えて抱き付いたままの姿勢で目を瞑る。
 しかし彼の足に自分の足を巻き付けた時、異物感に ん?! っとなって上を向いた。

「ごめーん、寝ちゃったぁ!」

「い、いいけど……あのさ、何かが当たって」

「だって姉さんがギュってしてるし、おっぱい当たってるからさ」

 どこから起きたのか、ギューーーっと強く抱き返す十四松の力は逞しく強い。

「んぐぐっ、ぐるじいぃ……っ」
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