第90章 【微エロ】【トド松ルート】トッティと合コン
このC子、いや、オカマ。
実によく喋る。
「って事でぇ、トッティ! もう邪魔しないからナス子を怒らないでちょうだい、ね? ナス子も知らなかったし、アタシが勝手にやってただけなのよぉ」
「えぇ、ハイ。そうですか」
「あ、あははは……」
本日は、トド松を襲った悪夢に関する実態を説明すべくナス子から問い詰められたC子もといCカマに説明をしてもらう為に家に呼んだのだが、ナス子が思っていた以上にトド松の顔も心もカラカラに乾いていた。
全くそんな気配などは微塵も察する事のないC子はケラケラと悪びれる様子もなく関係ない世間話を一人楽しく小一時間程喋りだし、勝手に満足するとやっと立ち上がり薬を飲み込む。
「ふぅっ……C子でぇす!!」
その姿は、トド松を散々苦しめた清楚で可愛く胸の大きな女の子。
説明は受けていても、目の前で変身され、もうこれがC子だったのだと認める他はない。
「Cちゃん、今日もまたハントしに行くの?」
「モチのろーん!! うっふふ、今日は何人落とせるかな? また連絡するわね、ナス子♪ じゃ! トッティもまたね、喧嘩しないで仲良くするのよ? っあ、でもアタシの事がど~~~~しても忘れられないって言うんならいつでも連絡してね、ナス子と別れたらの話だけど☆」
「━━━━━━━━━━っ………ふ、ふざっけんなああああぁぁ」
スタバァばりの形相でちゃぶ台に手をかけたトド松がそれをひっくり返そうとするが、トド松よりも力の強いC子はそれを笑顔で押えてしまう。
「やぁん、怒った顔はちょっと カ・ワ・イ・イ・ゾ☆ じゃあねぇ~ん」
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