第90章 【微エロ】【トド松ルート】トッティと合コン
「トド松くんっ」
「ッハ───────! シッ、シシシシC子ちゃぁん、ックリしたぁ」
「トド松くーん!」
「ッハ───────! C子ちゃん?! せ、銭湯とか来るんだぁ? ていうか、わざわざここの銭湯まで来てるの……?」
「ト・ド・ま・つ・くん」
「ッハ───────! どど、どうしてここに?! ぼくも初めて来たお店なんだけど……っ」
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「トド松、なんかやつれてない? 大丈夫?」
「チョロ松兄さん……うん、うん、大丈夫大丈夫」
「そう? この前愚痴ってたけどさ他にも心配事があるんなら遠慮なくいいなよ、兄弟なんだし」
「………はぁ」
「C子ちゃん、もしかしてあれからもしつこいの? 僕としては羨ましい限りだけど」
グッタリと二人きりの自分達の部屋にうつ伏せに寝転がりトド松は最近溜息ばかりだ。
自業自得だと最初思っていたチョロ松もさすがに心配になってきている。
「もうさー、行く所行く所に出るんだよ……何でぼくの行く先々を知ってるんだろう、最早モテても恐怖でしかないんだけど……疲れた」
ドシリとうつ伏せで寝ているトド松の背中にチョロ松が乗っかり、自分の片膝を立て腕を乗っける。
心配はしているが、弟の……いや、六つ子である由縁からなのかやはり妬みは出てきてしまいつい無意識に行動をとってしまった。
「ぐぇ~、重いよチョロ松兄さん……いいよなぁ、チョロ松兄さんはモテなくて」
「お前なぁ、こっちが心配してやってるってのにそんな言い方ある?! ったく、恋人が出来たとしてもドライモンスターはかわらないなっ」
「ドライでも乾物でも、もうなんでもいー……解放されたぁい」
心底精神を病んでいるトド松はチョロ松を退ける元気もなくされるがままだ。
「もうさ、はっきり言っちゃえば? 迷惑だって」
ズバリと言われ、トド松の目が見開く。
「え、だ、だってほぼストーカーみたいなモンだよ?! そんな子にそんは辛辣な発言してぼくが万が一でも刺されたり怪我したらどうするのさ」
「さぁ、死ぬんじゃない?」