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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第88章 【R18】【おそ松ルート】煩悩の松は追えども去らず



 部屋に入ってきたカラ松は、おそ松に拘束されているナス子を見て固まる。
 まさか自分が遊びに来たのにこのような場面に出くわすとは思わず、踵を返し帰ろうと慌てた。

「す、すすすす、すまん! まさかここに来るまでの間にそんな空気になっているとは思わず来てしまったがお邪魔だったようだな……っ」

 真っ赤になってしまったカラ松は、少し複雑そうな表情のままクルリと背を向けて玄関に向かおうとするのだが、そこをおそ松が声で引き留める。

「カラ松ぅ、折角来たんだしゆっくりしていけよ~、な?」

「いや、でも……」

「カラ松!! ヘルプ! ヘルプミー!! おそ松がなんか怖いっ」

 こんな状態を見せたくはないが、助け船だ。
 おそ松の暴走ならカラ松であれば止められるだろうと助けを求める。

「ん? もしかしてナス子……何か嫌な事でもされたのか?」

 事の事情も知らない為、カラ松はナス子の台詞に不思議に思ったが、大好きな相手からのヘルプだ。
 放っておく訳にはいかないし、おそ松の事を怖いと言っている。
 ここは助けるべきなのか、それともこれは痴話喧嘩の一種で、自分が介入してもいいのかと思考をグルグルめぐらせた。

「カラ松、お前さぁ最近AV見てる?」

「んん? 急に何を言い出すんだおそ松。ナス子の前だぞ?」

「いやぁ、もし何かいい物がないならさぁ」

 ここでナス子は自分が置かれている状況を馬鹿なりにも少し理解出来てしまった。
 また大きく暴れるが、やはり拘束は緩まないままカラ松の方向を向かされ、後ろから抱きしめられたまま座らされる。

「ちょっと待っておそ松、まさかと思うけど……」

「あれ? もしかして俺のしたい事わかってる? ナス子ったらぁ、俺の考えまでわかるようになったかぁ、いやー大分アッチの方も成長してきたなぁ」

「あー……おそ松? ナス子に何をさせるつもりだ? 場合によっては俺も黙ってはいないぞ」

 ピリリとした空気を察したカラ松も、この状態は危ないのではないかと止めに入ろうとするが━━━━━━━━━━

「やっ……!! おそ松っ、ちょっとやめて!!!」

「……っ、おそ松!!」

 後ろからまたスウェットの中に手を突っ込まれ、ナス子の二つの胸の膨らみをいきなり弄り出すおそ松。
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