第86章 【逆ハー卒業ルート:微エロ有り】プロポーズ大作戦
六人が暫く何もしてこない事にはそんな意味も含まれていたのかと改めて理由を理解すると、内容が内容の為申し訳ないと思ってしまう。
我慢してたと言うのは、コチラからの愛も試されていたのだな、と。
旦那候補の六人だ、そりゃ嫁候補からも求めて欲しいと思うのも当然の事だろう。
「ホントー!? 良かったあああぁ。 あ! でもね、姉さん昨日カラ松兄さんとセッ〇スしてたよね? だからボクも我慢できなくなっちゃってぇ」
言われ、ギクリとしてしまう。
必死に声を殺していたのに、何故バレたのかと。
カラ松は自分から言うハズはないだろう。
だからきっと十四松は野生的な何かで気づいたに違いないと思う。
「っ……?!………?! ……わ、私から誘った訳じゃ、いや、シたいって思ってたけど」
「あははは、ダイジョーブ! 他の皆には秘密にするね! 今日の事も!!」
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最終的に、再びされたキスが激しく濃厚なものに変わり、深夜プラスよく響く浴室の所為で必死に声を押えながら二人で体を重ねあった。
くたくただった身体でも体力のある十四松は一度では終わらない。
しかも今までおあづけをしていたのだから、放たれた欲は中々満ちる事はなかった。
結局十四松も泡だらけになってお互いの身体を洗いっ子するハメになり、逆上せてしまったナス子は最後にはぐったりと脱衣所の壁にもたれかかる。
もう動けませんと言うようなナス子を十四松は最後まで介護のような形で身体を拭いたり服を着せたりしてくれるのだった。
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