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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第86章 【逆ハー卒業ルート:微エロ有り】プロポーズ大作戦






「んぁー!! 朝のお仕事お終い! 寝る~っ」

 今日も朝の見習い家事を終え二階に戻る。
 皆は着替えていたが全然気にせずまだ敷かれていた布団にうつ伏せに横たわった。

「また寝るのナス子姉~? じゃあぼくももうちょっと寝よっかなぁ」

「ん~……」

 トド松が横に来て、何かするでもなく同じく昨日と同じ場所でスマホを弄り出す。

「だってぇ、今日はチョロ松がずっと洗濯の事で煩くって耳が痛いし疲れちゃって……」

「あんな適当にやろうとするからでしょ、全くもう一週間くらいは家事やってるのに何で成長しないかなぁ? 長年染みついたものって治すにも治せないもんかね」

 シャツのボタンを留めて、緑色の半袖パーカーに袖を通しながら呆れた視線を向けられる。
すぐに布団が沈む感触がして、隣にチョロ松が座っている事が確認できる。

「それを言うならそっちだってその煩い説教とか、横暴な所とかニートな所とかライジングチョロシコスキーな所とか全然変わってないじゃん」

「あー、それは言えてる! 言われちゃったなぁ、チョロ松ぅ」

 同じく赤の半袖松パーカーに袖を通し着替え終えたおそ松はと言うと、ナス子の上に覆い被さって睡眠を邪魔してくる。
「ぐぇっ……どけぇ~、重いいぃぃぃ……ひゃっ! ちょ、どこに手を突っ込んでんの!! 朝からセクハラすんな、胸揉むなぁ!!」

 一週間以上、触れる事はしてもやはりナニもしようとはしない松兄弟。
 セクハラだけは相変わらずで、おそ松はナス子に覆い被さったまま両手を前に回しナス子の胸を揉みしだく。

「朝の挨拶挨拶! ……んー、でも何かお前最近痩せた所為かちょっと胸縮んだ?」

「はぁ? 測ってないからそんなん知らないし!」

 もがけばもがくほど、おそ松に足やら手から絡められてまるで二人でプロレスをしているようだ。
 勿論そんな光景を他の恋人達は黙っている事はせずすぐに助けが入る。
 寧ろ助けと言うか、それはそれで嫌な助けだったが……。
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