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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第86章 【逆ハー卒業ルート:微エロ有り】プロポーズ大作戦



「家に……なに?」

「あぁ! えーっと、家に……あれだよ、ほらぁ!! ナス子姉の事好きすぎて家に帰りずらいんだよ!! そうだよねぇ、一松兄さんっ」

「そ、そう! 俺らほら、ナス子が居ないとダメって言うか……寂しんぼだから……今日ナス子が遊びに来てくれないの知って寂しくなったっていうか……って誰が寂しんぼだ! いや、違う、えぇっと」

「挙動不審すぎるよ一松。ナス子、つまり僕らは早くナス子と結婚して一緒になりたいんだよ、まぁ僕はずっとその未来も頭の中に付き合った時から入れてたんだけどね」

 一松の動揺にチョロ松が助け船を出す。
 なんともチョロ松らしい助け船ではあったがとりあえず助かったと一松は安堵の息を漏らした。

「ナス子姉、誰と結婚したい? って言われたらぼくだよね? ほら、ルックス担当って言ったらぼくだし! いっちばん女の子に優しいし、ナス子姉の事も大事にするよ?」

「どさくさに紛れてプロポーズとかやるなトド松! けど残念だったなぁ、一番最初にナス子にプロポーズしたのはこの長男の俺だからっ」

 ただプロポーズを一番最初にしただけだと言うにも関わらずおそ松は勝ち誇って鼻の下を擦る。

「だからさ、一番とか関係なくない? 最初にナス子とヤったからってよく自慢もしてくるけどナス子は俺らの事全員好きっていつも言ってるでしょ……」

「い、一松も……やっぱり、け、け、結婚したいとかおもっ、思ってるの?」

 まだこの六人の中で一人だけその言葉を口にしていない一松。
 自分が選ばれるなんて正直思えない、だからこそ告げられずにいるのだが、言わなければ伝わらない事もわかる。 
 逆に考えて、ナス子に聞かれた事が好機に繋がった。

「あ、あああ、当たり前だよね。好きなヤツとずっと一緒に居たいって思うのは普通の事だと思うんだけど……その、け、けけけけ……っ」

「━━━━━━━━━━!! 待っていちまぁつ! ストップ、もういい、もういいから! だからお願い、またウンコしようとかしないで?! ね?! 言いたい事はわかってるから、ウンコだけは、ウンコだけは━━━━━っ」
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