• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第84章 【R18】【おそ松ルート】おそ松の葛藤






「あぁっ、疲れた!! っもう、皆なんかいいアイデアないのぉ、俺疲れちゃったよぉ」

「お前の為に考えてんだろ! 一番最初に根を上げるなよ! ったくどうしようもないクソ長男だなコイツは!」

 ジタバタと床に転がり話し合いに飽きたおそ松は駄々っ子のようになり面倒そうに寝転がる。

「ねぇ、ナス子姉。本当にこのうん……長男のどこが好きなの?」

「私もわからない」

 恋敵に相談を持ち掛けた癖に根を上げ早々に飽きてしまう長男を全員が細い目で見下ろしている。
 ナス子も溜息ばかりが出てきてしまうというもの。

 ゴロンゴロンと転がるおそ松は、ナス子の膝に頭を起き寛ぎモードに入ってしまった。
 なんという俺思考、なんというマイペースであろうか。

「ちょ、ちょっとおそ松! 皆の前でこういう事するのはやめてっていつも言ってるでしょ」

「だってぇ……お兄ちゃん疲れたよぉ」

「「「「「疲れてるのはこっちだから(な)」」」」」

 さすが脳内小学生、決まらない会議にムスっと機嫌を損ねてしまい愛する恋人の膝にグリグリと頭を擦りつける。

「はぁ~~~~~~~~~~~~~」

「溜息長くね?!」

「そりゃ溜息も出るでしょ、こんなどうしようもない恋人を持てば……」

「いちまっちゃん酷いっ、もっとお兄ちゃんに優しくしてっ!! お兄ちゃんは傷心して元気がないっっ」

「知るかよ!! 傷心してるのはこっちだって言ってるだろうが」

「チョロ松兄さんの言う通りだよね、なんで僕ら相談されてるにも関わらずイチャついてる所まで見せつけられなきゃいけない訳?」

「一発くらいなら殴ってもいいんじゃないか?」
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp