第83章 【Ｒ１８・一松ルート】意地悪？

「………っん……ぁ……」

「ん……そうそう、そのまま奥まで咥え込んでってよ、中ギュゥってしてるしよっぽど俺のが欲しかったんだねぇ」

　腰を動かし両手を後ろに付き、一松のモノをゆっくりと自らの腰を動かし沈めていく。
　
「ん、んー……っっ」

「ん……ぅっ……キ、ツっ」

　いつもとしている状況が違うからなのか、それとも体勢がそうさせているのかはわからなかったが、初めて以来の窮屈さを自身の中心から感じる一松、顔を顰めるが自分だってナス子の中に挿入るのを我慢していたのだ。

　温かく窮屈に締め付けられたモノはもう向こうから懇願されるだけでは脳が済まさなくなり、必死に両手を付いて挿入させていたナス子の両腰を掴み、起こし上げ己と相手のもっと奥深い所まで侵入させたいと挿入させたままの状態で腰を無理やりに落とさせ座らせる。

「━━━━━━やっ！！　あっ、ああっ！　あっ……苦し、んんっ、あっああっ」

　根深く突き上げられたものは奥の奥まで届き子宮を圧迫させていて、たちまち呼吸に苦しさが込み上げたナス子だったがそれは心地よさも同じように感じており先程とは逆に自分から一松の唇に吸い付き貪り始める。
　首に腕を絡め、顔の角度を何度も変えて気づかないうちに自分の腰まで動かしてしまっているのにもうそんな事はお構いなしだった。

「んっ、んっ……凄いよ、ナス子の中、今までで一番締め付けてくるし吸い付いて離れないって感じ……っ」

「あっ！　あっ！　一松……一松……ぅ」

「自分で腰まで動かしちゃってホントにとんだ雌猫だよなぁ？」

「っんん、もっと……キス、してぇ」

　とろんと溶けたようなような恍惚とした表情に誘われ何かの呪いにでもかかってしまったのかと思うくらい二人の唇は吸い付いたまま離れなくなる。

「んんっ……んっ、んっん……」

「っ……っは……ん……っは、……ん」

　一松としては座位で自分から腰を突き上げるのは体力的に消耗が激しかったがナス子が心地よく腰を根深く上下に動かしてくれる事でお互いに快楽に浸りその行為に没頭する。