第83章 【R18・一松ルート】意地悪?
「うう……」
「あ、おい」
察して欲しいとばかりにナス子が一松の一度吐き出し終えてしまった肉棒を握る。
急な手の刺激にピクリと身体を反応させる一松だが、またその動きすら新鮮で面白い。
これまでのやりとりにより半分くらいは復活していたのだが、まだ完全に戻るまでには至ってはいないようでぬるぬるとしたものをナス子は掴み上下に扱く。
「も……、なんでいっつも私ばっかいじめられるのぉ?! 一松だっていじめられればいいっ」
「……んっ、ぁ……っは、仕方ないんじゃない? ナス子のスイッチは今はMなんだから」
M? そう言われ、正直納得したくはないところだが、素直に一松に従い、飼い慣らされた猫みたいになっているのも本当の事で否定したいのに否定はしきれない。
いっそもう認めれば気持ち良くしてもらえるのだろうかと思うのだがそこが上手く出来ないのがこのナス子の良くも悪い所でもある。
「………ほ、らぁ……硬くなっ、た……よ」
「んっ……もっかい出ちゃいそうなんだけど?」
「━━━━━━だ、ダメ! それは……えと」
泳ぐ視線をしていたも、覚悟を決めて一松の怪しい瞳に向け合わせる。
一松が何を言って欲しいのかはわかる。
わかるがそれなりに精神的ダメージが後にやってくる事もわかる。
さて、今の欲を選ぶかのお互いの精神勝負だ。
「言わないならもう言わせるしかないって事ね……早く言った方がナス子だって気持ち良くなれるってのに」
「ふ……あっ、あぁっ……んっ」
嬲られ続ける刺激に反応しつつも一松の既に復活した熱く脈打つ分身は握ったまま、手を動かし続け快楽に身を捩る。
そんな体勢のままナス子の下半身の中心部に溢れ出ている蜜をすくい指に絡めつけた後、二本指を思い切り膣の中へと一松は突き立てた。