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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第80章 【微エロ】【一松ルート】日向からの目線



「でも正直……ミケ子になら噛まれるのも、実はそんなに嫌じゃないよね」

「あ、わかるぅ~! でも、やっぱり癖になったら困るし、ミケ子の為にもならないからねぇ」

 この二人は、ちょっと変。
 普通、噛まれたら嫌だと思うの。
 あんまり痛くなかったかな? もうちょっと強く噛んでもよかった?

「まん丸お目目だねぇミケ子~……んあああっ! 見れば見るほど可愛いウチの子!! どうしてくれようこの可愛いウチの子ぉぉぉ!!」

 これは、時々ナス子に起こる暴走ってやつ。
 可愛いって言ってくれてるのに、どうして私に顔をそんなに強く擦り付けるのっ?
 撫でられるのは好きだけど、グシャグシャにされるのは好きじゃないよっ!

「ああ……いっちゃった……」

「それやめたほうがいいんじゃない……猫には良い迷惑だと思うよ」

「わかってるけどぉ……ない? 好きすぎてもみくちゃにしたくなることっ」

「…………………………ああ、あるね」

「間が長すぎて怖い」

 窓際に移動して、ナス子にグシャグシャにされてしまった毛並みを整える。
 も~、いつも綺麗にしてるのに、どうしてぐちゃぐちゃにしちゃうのっ。
 ナス子って、ぐちゃぐちゃにするのが好きなのかな?

 部屋の中にもなんだかわけのわからない物がいっぱいあるし、洋服もいっぱい脱ぎ捨ててあるし、綺麗なのが嫌いなのかと思っちゃう。

 前は時々一松と同じ顔の違うヒトが来て、お部屋の中を片付けたり掃除してたりしてたけど、最近は来なくなっちゃったの。
 なんでだろう?

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