第79章 【R18】【逆ハー卒業ルート】溺れているのか、逆なのか
「馬鹿か十四松! そんな大声で言うなってっ」
「あははー、でもボクら以外は人いないしダイジョブダイジョブー!」
「でも、確かに今日のはちょっと負担かけすぎちゃったかなぁ? もう半分気を失うように寝てたし、いつもじゃ聞けないような言葉も聞いちゃったから可愛かったけどさぁ……ボクもちょっとだけ反省」
「……………明日は違う意味の奉仕をしなきゃ許してもらえないかもよ、下手したら暫くセッ×ス禁止! とか言ってきそうじゃない? それは困る」
「しかも数数えんの忘れたああああ!! せっかく何回出来るか数えてたのにっ」
「オイ、ゲス長男!! 今はそういう話じゃないからっ」
さすがにやりすぎたとチョロ松が言ったが、それは六人全員が思っていた事だった。
本来はただ自分達の欲求に彼女として真面目に向き合おうとしてくれているナス子に、快楽という至極の恩返しをしたかったのだが、今回も逆に自分達がいい思いをしてしまった事にもなってしまった。
「ならば明日はナス子がして欲しい事を俺達がすればいいんじゃないか? 確かシフトでは今日明日は休みだったからな」
「だね、まぁ言われる事と言えばだいたい察しはつくけども」
「最近そっちの方も俺ら扱かれてるから腕が上がってきてるよね、絶対に……」
「姉さんが喜んでくれるならなんでもしまっせー!!」
「うんっ、明日はボクらが考えるんじゃなくってナス子姉に奉仕を考えてもらおうねっ」
「あ~あ~……それにしてもホント、アイツ変わったなぁ。昔を思い出すと今と全っ然違う! 普段の生意気な所は変わってねぇけど~」
「それはおそ松が弄るからじゃないのか」
「だぁってぇ、しょうがなくない?! それはそれで楽しいんだからさぁ!!」
話し合いの結果、翌日はナス子の意見を推奨しそれに従う事を決める六人はまぁいつもの如く思い出しタッティが邪魔をして中々風呂から出れなかったが、半分逆上せた状態で家に帰って行く。
二階に上がると、気持ちよさそうに眠っているナス子に、余っていた水色パジャマを着せてやり全員が眠りについた。