• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第79章 【R18】【逆ハー卒業ルート】溺れているのか、逆なのか



「なぁ、お前らなんか勘違いしてない?! ほんっとに俺らちょっと激しくしただけで怖がらせたりなんかしてないからね?! まだ挿れてもないし!」

「おそ松兄さんの言う通りだよ! さすがに大事なナス子姉が本気で嫌がったらやめるよ? やめるけど……二人共、するなら覚悟して」

「「は?」」

 ナス子が覚悟をするならわかるが、するほうのこちらが何を覚悟することがあるのかと、トド松の言葉に二人は顔を見合わせて首を傾げる。

「ナス子のヤツ……それ使うと狂って壊れてスッゲぇエロくなるから……」

「なっ、ばっ、馬鹿一松!! ハッキリした口調で変な事言わないでよねっ……! べっ、別に狂っても壊れてもない、し、たっ、多分」

「いいでしょ、褒めてるんだからさぁ……ヒヒ」
 
 全力で否定をしたい所ではあったが、おかしくなってしまっているのも嘘ではない為否定しきれず真っ赤になってしまう。
 その傍で、ゴクリと大きく唾を飲み込む音が聞こえて来た。

「あ、そうだ」

 不意に、チョロ松がポケットから小さなボタン一つのリモコンのようなものを取り出す。
 もしやまた新たな無機物が、という思考が過ぎり、思わず精神的に身構えてしまう。

「ちょ、チョロ松、それ何?」

「あぁ、これ? こうするんだよ」

 言ったチョロ松がボタンを押すと急に天井から檻が降ってきて、おそ松、一松、トド松、十四松はその中にまんまと閉じ込められた。

「「「「え━━━━━━━━━━っ?!!」」」」

「は?! 何あれっ、いつの間にあんなものを!」

「まぁ、もし何かあった時の為にって実は結構前から用意してたんだよね。まさかココで役に立つとはねぇ」

 中に閉じ込められてしまった4人は柵を掴んでそこから出ようと暴れている。
 動物園ですかとついナス子も突っ込みたくなってしまった。
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp