第79章 【R18】【逆ハー卒業ルート】溺れているのか、逆なのか
「いや、一応……合意? なぁ、ナス子」
「そうだよ、だってナス子姉凄い気持ちよさそうに善がってたし」
「気持ちいいって言ったよ!」
「あーあ、三男よりも面倒なのが帰ってきた……ヤダヤダ」
マジモードのカラ松だ、と察したナス子は、嫌だと言いつつも気持ち良かったわけで、皆もきっと奉仕と言うくらいだし自分をただ気持ち良くさせる為にしてくれたのだと思考を切り替え、慌てておそ松たちを擁護する。
「か、カラ松……ちゃ、ちゃんと合意! 合意だったから……い、嫌って言っちゃったけど、段々……その……きっ、気持ちが良すぎておかしくなっちゃったっていうか……」
「それは本当だな?」
「う、うん! ほほほほ、ほんと!」
嘘は言っていない、言っていないので大丈夫だろう。
「気持ちが良すぎた?」
目の前からボソリと声が聞こえる。
ふと顔を上げると目が据わったチョロ松がナス子を見下ろした。
「じゃあ、しようか。今度は僕とカラ松と3人で」
「え?」
「だってまだ僕らはナス子を気持ちよくさせてあげてないでしょ、それなら今度は僕達もナス子に奉仕してあげなくちゃいけないと思うんだよね」
チョロ松の言葉に、脈が早まる。
チラリと使われていたバイブとマッサージ機を見て何故か気持ちが高揚してしまい目を逸らす。
「カラ松もするだろ?」
「あぁ、ナス子がOKしてくれるのであれば……」
「だ、大丈夫……で、でもその……激しく、しない、で、ね?」
ドキドキと早鳴る心臓、蒸気している頬。
まだ余韻に浸り熱く息を漏らすナス子。
フラリとカラ松がナス子の傍に寄り、チョロ松との間に挟むようにして後ろから抱きしめる。