第79章 【R18】【逆ハー卒業ルート】溺れているのか、逆なのか
「だって……皆がいじめてくるから……」
「えぇ?! ボク姉さんの事イジメてないよっ」
「そうそう、ただ一緒に楽しく遊んでただけだから……」
「そうだよ、ぼくらはナス子姉を喜ばせてあげようとしただけだし! あ、違う意味の悦ばせるのほうだけどね」
「ナス子だってさっき気持ちいいって言ってたもんなぁ?」
口々に言われ、顔が一気に紅潮してしまう。
初めての感覚に嫌だ嫌だと言ってしまったが、実は凄く気持ちが良かったなど口に出来るハズもない。
何度もイかされたとしても、それもそれで快楽を得ていた事にも変わりはないし、逆に強制的に気勢を昂らせられてしまい、まだ下部がジンジンと熱いままだった。
「━━━━━━━で? 何回イった訳?」
「へ?」
「お前らさぁ、する時は6人揃ってる時にしようって話してたよな?! なんでこうさ、お前らっていっっっっっつも我慢出来ない訳、そういうトコほんっと嫌い」
「ちょ、チョロ松?」
チョロ松の口からそんな言葉が発せられるとは思わず、暗がりの中、外の明かりだけが少し漏れる程度の状態で相手の顔を見る。
「ナス子もナス子だよ、プレゼント聞かなかった? 僕ら6人からだって」
「き、聞いたけど……」
「はぁ、まぁお前の場合はコイツらに半ば強制的に襲われたようなモンだと思うけどね。押しにすんごく弱いし!」
「うぅ……」
全くもってその通りだ、最初は普通にOKを出したナス子だったが後半は嫌だと言っても止めてもらえず、もうどうにでもなれと言う気持ちが強くなっていきそのまま溺れてしまっていたのだから、言い返す言葉も見つからない。
「どうだったの、使ってみた感想は」
「それ聞いちゃうの?!」
「当たり前でしょ、だって僕らからのプレゼントなんだし」
言われたナス子は、暗がりの中でも全員の顔が真顔になりコチラに集中した視線を向けているであろう事は察しがついた。