第79章 【R18】【逆ハー卒業ルート】溺れているのか、逆なのか

「ナス子姉、大丈夫だから。ほんっとーに痛かったり嫌だったらぼくらも止めるよ、ね？　だから……お願いっ」

　末っ子スキルが発動し、ナス子にとって一番弱いお願いを可愛く言われてしまう。

「一松兄さん、やっぱり初めてなのに後ろからするっていうのは姉さんも怖いんじゃないかな？」

　他の兄弟が説得する中、一人先に気持ち良くなった十四松が一松を説得する。
　この中で一松を説得出来るであろう人物と言えば十四松だけだ。

「あ～？　………ちっ、仕方ねぇなぁ」

　仕方ねぇなぁじゃない！！
　それを挿入されるのが怖いって言ってるんだけど！
　その言葉すら今の一松のドＳモードには通じる事はないと半ば諦め、クルリと上を兄弟達にむかされ仰向けの状態になった。

「ナス子姉、ちゅーしよう？」

「ん……ふっ……」

　トド松の唇が重なり、それは深く濃くなっていく。
　トロンとした感覚が身体と脳を痺れさせた。

「じゃあボクはおっぱい舐めるね！！」

「んじゃ俺は━━━━コレ使うか」

　おそ松が手に持ったのは先程一松に使われた電気マッサージ機。

「いい？　ナス子、ゆっくり息して力抜いててね？　動くと痛いかもよ、逆に……」

「え」

「挿れるから、コレ……怖くないよ。俺らのよりは小さいんだからさ」

　俄然ニヤついて口端を上げ欲情を見せる一松が先端を膣の入り口にそれを押し付け、ヌルヌルとナス子から沢山溢れる蜜に擦りつける。

「や……や、だ！　それだけはやめて、お願い一松！！」

「その嫌って言葉さぁ……ナス子っていっつも言うよね……」

「ぅ……」

「でも最後は凄い悦んで俺達に縋りついて来てるよねぇ？　って事は……本当は嫌じゃないって事でしょ？」

　濡れそぼったそこに無機物の冷たい感触が押し当てられる。
　よく場所が見えるよう、指でそこを広げられて丸見えだ。