第79章 【R18】【逆ハー卒業ルート】溺れているのか、逆なのか
身体全体で喜び合う4人を見ていると、なんだかコチラも嬉しくなってしまう。
ただこれからくる刺激がどんなものなのかと言う不安も混ざってはいるのだが、とにかく自分の為を想ってニートな彼らがお金をかき集め、モノはモノとしてもプレゼントしてくれたと言う気持ちは、正直な所嬉しかった。
と、もはや強く自分に言い聞かせるしかなかったのだが。
心底押しに弱い女は4人相手に勝てる訳もなく、そのお願いを簡単に受理してしまうのだった。
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OKを出した瞬間、早速と言うように押し倒され、ソファに4人全員の手が伸びると、ナス子の弱い所全てに触れたりキスしてきたりと忙しなく激しい愛撫が開始されていく。
最初はいつもと同じように触れてくれるのだと思うと安心してしまうも、すぐにその触れた場所場所が熱くなっていくのを感じてしまう。
もう何度となくナス子の身体を抱き、全てを知り尽くす4人は既に彼女の弱く敏感な部分を全て把握しており、抵抗する隙させ与えないよう相手の情欲をかき立てる。
それだけでも頬や身体がより火照ってしまい、油断しているナス子の服をあっさりと上下の下着と共に脱がされしまった。
まだ明るい部屋の中、電気こそ点いていないが日が差し込んでいるので全員の表情も、自分の姿もはっきりと見えるだろう。
「ちょ、ちょぉ! 待ってよ、待って!! せめてカーテンを閉めて欲しいのだがね……っ」
こればかりは慣れる慣れないではなく、自分の身体を見られると言うのはいつだって恥ずかしい。
自信のあるボディでもないし、この兄弟達はことある毎に隅々まで見たがる癖がある。
それが男性だからなのか、長年の童貞を抜け出したからなのかは理解出来はしないが。
4人から注がれる妖艶な瞳にゾクリと飲み込まれ、続けざまの何本もの手により与えられている快楽に早速心地良さが脳を麻痺させ熱い息が漏れてしまう。
カーテンは閉めてもらえず、しかもあろう事か部屋の窓が開いていると言う事に気づくと、たまらず両手で自分の口を塞ごうとするのだが、それは適う事なくおそ松に手を退かされてその唇で代わりに塞がれた。