第78章 【R18】【チョロ松ルート】美味しいの?
疲れるのは間違いないし正直遠慮したい日があるのも本当なんだけど、これはもしかしてもしかしなくても、私の女としての部分が喜んでいるっていうことなのか?!
求められるって嬉しいことなんだなぁ……。
なんて改めて思っていたら、あら、なんだかスッカリその気になっているチョロ松が隣ににじり寄ってくる。
「……いいの? しても」
「え? う、うん……いいよ、し、しようか……」
普段はなんとなくそういう雰囲気になってなんとなく始まるからなんかこうやって宣言みたいなのするのも変な感じするな。
恥ずかしいわ、逆に。
さすがにシャワーも浴びずにっていうのは嫌だったから、結局狭いお風呂に二人で入ってサッパリした後致すことにした。
前はお風呂なんかも一緒に入るとそのままそこでーなんてこともしょっちゅうだったんだけど、まぁ、現実的に見て、狭いからね。
一回チョロ松すっ転んだことあったし。
さすがに風呂でエッチしてたら滑って転んで怪我しましたなんて洒落にもならない。
二人そろって綺麗になったところで、お布団にダイブ。
……あ、ヤバイ、布団に横になったら……
「やっぱり寝ますなんて許さねぇぞコラ」
読まれてました、はい。
しょうがないじゃん……布団の持つ魔力はスゴイんだぞ?
いつでも好きな時間に寝て起きれるニートのお前にはわからんかもしれんがな!!!
「わかってるよぅ……う、ちょ、ちょっと、パンツくらい穿いて出てきてよね!」
「どうせすぐ脱ぐんだからいいだろ、バスタオルで。ああ、それとも何? 脱がすところからやりたかった? だったらゴメンね」
「ちっがうし!」
バスタオルを腰に巻いただけの姿のチョロ松は、すでにチョロ松が大変なチョロ松になっている状態だ。
「言っておくけど、いいだしっぺはお前だからね? 僕も乗ったけどさ」
「わ、わかってるよ……っ」
と、言われても、どうしたらいいのかわからない。
あれ、いっつもチョロ松ってどうやって始めてたっけ?!
私ってすっごく受身だったんだなぁ。